2022年によく聴いたもの!
まもなく年越し!
2022はアウトプット過多で、あまり新しいものが聴けてなかったなぁと思いますが
よく聴いていたものを記録に残しておこうと思います。
1、ポピュラー音楽枠
宇多田ヒカル - BADモード
宇多田ヒカルについては2016年にFantômeで活動再開した後は
R&Bからは離れてかなりポピュラーな大衆音楽を作ってきたような印象でしたが、
今作のシングル曲はどれもちょっと煙たい感じの音に戻ってきており、アルバムとして大満足な一枚に。
アルバム「BADモード」で、真の完全復活を果たしたと感じました。
ポピュラー枠でもう一枚挙げるとすると、ELLEGARDENの「The End of Yesterday」。
本当に久々に、パンキッシュなぶっとい音が聴けて嬉しい。
Strawberry Margaritaは最後の大サビに戻る前の"I do like it"がそれまでのサビと対比になっているのがたまらない!アルバム曲だとチーズケーキ・ファクトリーがイチオシです。
2、vaporwave枠
Various Artists - Selected Barber Works: Part 1
今年、まさにこのオムニバス作品が出たことで、ついにバーバー・ビーツが市民権を得たように感じました。
vaporwaveは死んだと言われて何年も経った後にも、こうした形で進化するのは、1つのジャンルがまるで生き物のように生きているように感じざるをえない。
Tr.1、GODSPEED 音による「自分の運命を明示する」でグッと引き込まれるのは1作品としてもとても魅力的。Barber Beats入門編としても是非。
vaporwave枠でもう一枚挙げるとすると、Macroblankの「Tales of the Cypher」。
バーバー・ビーツ界の雄ですね。Tr.1のスモークマンゴーがかなりよい。
3、同人音楽枠
馬骨擬装網 - CAISSON
某ヒラサワ風のオリジナル楽曲を制作する3人組、馬骨擬装網による待望の1st Album。
本家を研究しているのが随所から伝わるのと、聴きながら気づいたときにニヤニヤが止まらないのと、それでいてオリジナル楽曲として完成度がめちゃくちゃ高く、今年は本当によくお世話になりました。
どの楽曲も力作ですが、Tr.9の赤方偏移がイチオシ。これはエモの塊で、夕日を見ながら聴くと泣きそうになる。
同人音楽枠でもう一枚挙げるとすると、MiragEdenの「閑雅祭囃子 ~ Historical Mirage of Japan.」。今年も東方風・秘封風の素晴らしい作品が聴けて本当に嬉しい。
個人的に万年置き傘にご注意をの再翻訳が入っており、感謝感激…!
来年もいろんな音楽聴けるといいなぁ。
良いお年を!